皆様の行動の仕方はどうですか?
近年、OODAループという言葉がはやり始めてきました。
PDCAとは違うOODAループとはどう言うスタイルなのか、OODAのメリットとは?
同調圧力から脱出して現場に対応できるので企業や教育機関・保育士に適応できる行動様式に触れてみては?
OODAループとは?読み方や歴史・それぞれの意味について説明!
OODAについてプロフィール形式で見ていきましょう!
氏名:OODAループ(ウーダループ)
略語説明
①観察(obsarve)
②分かる(orient)
③決める(decide)
④動く(act)
⑤見直す(loop)
概念を確立した人:ジョン・ボイド【元米空軍・大佐】
確立するに使った文献:五輪書(宮本武蔵)・孫子の兵法(孫子)などの軍学書
確立するに当たっての経験元:朝鮮戦争の空中戦
簡単にこんなところです。では、OODAループを詳しく見てみましょう!
①観察(obsarve)
・情報収集をすると言うことです。(見極め)
②分かる(orient)
・情報収集を元に分析をする。(方向性を決める)
③決める(decide)
・その場の状況に従って、行動を決める。(最善策の決定)
④動く(act)
・決めたことを行動に移す(最善策の実行)
⑤見直す(loop)
・実行結果を見直して、改めて状況を把握する。(obsarveに戻る)
になります。この5つのアクションの頭文字の集合体がOODAループって事ですね!
OODAループってそんなに有効なの?メリットやデメリットを解説
ここで、OODAループのメリット・デメリットを見ていきましょう!
メリット
・迅速に意思決定ができる
・目標を定めて最短で行動ができる
・臨機応変に対応ができる(明確化されていない工程に最適なフレームワーク)
といった、環境の変化に応じてその場の判断がしやすく行動できるということです。
これには様々な経験や体験によって得た技術・知識・行動力が試めされると言うことですね!
OODAループの思考の人だと、普通の人はちょっと行動がおかしく見えてしまうけど、結果的には早くて正確なのかもしれませんよね?
OODAループ思考が得意な人は直感力や決断力に優れた人なのかもしれません。
デメリット
・精査や改善を後回しにされる(実行した結果に対しての細かいチェックや改善策の提示がないので、人の能力に頼ってしまうところ。)
・情報の変化に柔軟な対応ができない(情報収集の段階でミスすると後が大変)
その場の現場判断だけでやってしまう分、後に続かないっていうことなのでしょうか?
新しい情報が遅れて入ってくるとそれには対応できないのも分かりますが、メリットにも【臨機応変に対応できる】と出ているので、相手の行動も予測した上での臨機応変ならOODAループ思考は有効なのではなのかと思います。
OODAループの思考を使って同調圧力脱却!PDCAの違いを調査
OODAループに対してPDCAサイクルというのはご存じかと思いますが、ここで、PDCAについて軽く説明します。
P:計画(plan)
D:実行(do)
C:評価(check)
A:行動(act)
のことです。これを繰り返しやるのがPDCAサイクルというものです。
では、PDCAを使うと何があるかというと、『同調圧力』です。
P(計画)通りにいかないといけないので、慣習化されたものを繰り返しややらなければならない『組織の形式』見たいのができてしまう『同調圧力』が形成されてしまうため、急な環境の変化に対応できないというところです。早く言ってしまえば、『終わりよければすべてよし』って感じでしょうか。行動に対しての結果にCの部分で大きく変わると思います。
その点で考えれば、OODAループみたいな思考の人は煙たがられますよね?行動を合わせるって言う点では同じかもしれませんが『見え方』がPDCAみたいに一方ではなくいろいろな状況を見て判断し『事柄の成功』を行うのですから。
ただ、OODAループもPDCAにうまく組み込めれば良い効果も出るかもしれないですね!
OODAループ思考は教育・保育の場にも有効?現場判断の育成に!
OODAループの思考は臨機応変に対応できる『現場重視』の行動方法として、教育や保育の場面でも適しているみたいです。
日常では何が起こるか分からないので、常に状況を見て、判断し行動を行わなければならないので、対応する引き出しは、多く持っていた方が良いでしょう!
大勢の園児や児童を相手に保育士や教員が対応しているのだから、何が起きるか分かりません。(この子の気持ちや行動も一定しているとは限らないので)
身近にいる方の行動ややり方などを見ていると顕著に表れます。
『できない理由よりやる方法を考えよ!』とはよく使われる言葉としては最適なのでしょうか?それが、迅速に解決ができゴールできるかと思います。
参考URL:OODAループで教育を考える~同調圧力からの脱却~
保育士はまずPDCAサイクルよりOODAループを意識しよう【行動力アップ】
OODAループはなにと合わせたら進めやすい?自分や組織の成長には?
では、OODAループにはどのような組み合わせでもっと有効に使えるか見ていきましょう!
OODAは、PDCAと組み合わせるとより効果的だといわれています。特にPDCAの『C』の部分は前項でもお伝えしたとおり、『評価』です。それには、【改善】の情報も踏まえているので、情報収集にも役立てると言うことです。
なので、【PDCAサイクル】に【OODA】を何処に組み入れるかによってさらなる行動力のUPするので、この先の不確定要素との戦いで必要になってくるかもしれないので、一度学んで実践してみたらいかがでしょうか?
OODAループのメリットは?同調圧力から脱出して教育・保育に適応のまとめ
OODAループ簡単にまとめると
・臨機応変な対応ができる
・現場重視の行動力がつく
・企業だけではなく、教育・保育の分野や個人の活動でも活用できる
・PDCAとの組み合わせでさらなる行動力がつく
・VUCA 時代にもってこい?!【合わせて読むとより深くなるかな】
っていったところで終わらせて頂きます。
皆様方の今後のご活躍を心より願っております。
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